次回は「カキを描く」の予定です。


完成写真
完成写真/所要時間約20分
第1回 絵手紙の基本
赤ちゃんが寝ている時間は、ママだけのくつろぎタイム。何もかも忘れて筆先に集中すると、すごくリフレッシュできます。「へたでいい、へたがいい」が絵手紙のモットー。


取材協力/小川ひろ子
東京都文京区本駒込5-67-12-102
03−3828−8544


コース紹介
絵手紙教室:講習料1回2000円




準備する物 準備
顔彩(がんさい)、彩色筆、筆(輪郭と文字用)、下敷き、青墨、硯(すずり)、筆巻、筆洗い、皿、半紙、ハガキ
★輪郭と文字を書く筆は、習字用の筆でOKです。穂先がボサボサしていなくて、しっかりしているものを選びましょう。
★青墨や顔彩などは画材店で購入できます。青墨は習字で使う墨とは違い、淡い色合いが出るものです。
★顔彩は絵手紙を描くときの絵の具のようなものです。原色ではなく淡い色合いです。家で楽しむ場合は、手始めに水彩絵の具などを使ってもいいでしょう。
★半紙はざらざらした面を表にして使います。
★ハガキは官製ハガキを使うと、筆がすべったり、色も定着しにくいようです。画仙紙というハガキを使うと、絵手紙独特のにじみやかすれがちょうどよく出るようです。
★墨は少しだけすりましょう。使い残した墨は、小さなビンなどに入れて、冷蔵庫で保管できます(くれぐれも誤飲に気をつけて、子どもの手が届かないところに置きましょう)。

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1. 硯で墨をすり、心を落ち着かせます。筆の墨をつけて、筆の上端部分を親指と人差し指で軽くつまむようにして、穂先に集中し、半紙の左から右へ筆を持っていくようにして、細い線を描いていきます。端から端まで描いたら、今度は逆方向から線を描きます。筆をべたっと紙につけないようにして、穂先だけで描くのがポイントです。
2. 左から右、右から左、上から下、下から上への線を描き終えたら、中から外へらせんを大きくしながら、渦巻きを描きます。(12はウオーミングアップです。絵手紙を描くときには、毎回12を行ってから、ハガキに描くようにしましょう。)穂先だけで描き、文字を書くときには使わない右から左、下から上などの筆運び(逆筆)をすることによって、絵手紙独特の味わいのある線が生まれます。
3. ハガキにピーマンを描いてみましょう。まず、一番中心になる小さい部分から描きはじめましょう。
4. 輪郭の線を描いていきます。描くものをよく見て、ハガキに大きくはみ出すように描くのがポイントです。

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5. 輪郭の線が描けたら、色を塗ります。水をつけた穂先に顔彩をつけ、小皿に色を置き、濃さを確認して塗っていきます。今回は青草という緑色を使いました。
6. 色を塗るときは絵の具を塗るような持ち方でOKです。べったりと平面的に塗り過ぎないようにして、光っている部分などは塗り残すようにしましょう。手早く塗ると良いでしょう。
7. 濃くしたい部分には色を重ねるようにして塗ります。へたの中心の部分などを別な色にする場合は、筆洗でいったん筆を洗ってティッシュなどで軽くふき取ってから、別な色を塗ります。
8. あいているスペースに言葉を書きます。このときも、輪郭を描いた時のように筆の上端部分を持ちます。自分のくせ字をかかないようにして、誰が見ても分かりやすい字を書くように心がけましょう。最後に自分の印を押すとできあがり。消しゴムなどで彫って作ることもできます。インクはスタンプインクでもOKですが、印泥(いんでい)という朱肉を使うと色合いがきれいです(印泥も画材店で購入できます)。



・第2回カキを描く
・第3回年賀状


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